うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > 周囲の方へ > 職場環境の作り方

職場環境の作り方

職場環境は、うつ病が発生する可能性がとても高く、現にこれまでも、重責によるうつ病や過労によるうつ病など、裁判化するケースがいくつもありました。

 

職場というのは、いろいろな性格と多様な年齢により構成された、他人同士の集合体です。当然ながら、考えの異なる者同士が存在し、ぶつかり合い、部下は上司にさからえず、社員は会社にさからえず、そこにはやりがいとともに大きな不満も蓄積されています。

 

 

職場でうつ病が発生する原因をもう少し掘り下げてみると、次のようなことがわかります。

 

○チームワークがなくまとまりがない
○雇用に安定性がない
○保守的すぎる風土
○自分のキャパシティーを超えた結果を求められる
○クレーム処理が多い
○休む暇なく仕事が押し寄せる など

 

こういったような事柄が、主な反省点になってくると思います。

 

 

会社にはいろいろな人間がいますから、理想的で快適な環境の実現はなかなか難しいのかも知れません。

 

特に、会社そのものの性質というか風土のようなものは、長年培われてきたものでもあるので、個人の力で、しかも一朝一夕に変えられるものでもありません。

 

ですが、所属部署または所属チームという小さな単位であれば、改善に取り組むこともできるのではないでしょうか。

 

 

今うつ病で苦しんでいる社員が、一体何に苦しんでうつ病になったのか、どうすればその原因をなくすことができるのかを、部署内で話し合うことが大切です。

 

表面的な慰めの言葉をかけても、うつ病患者にはすぐ嘘を見抜かれます。うつ病になった社員をまた迎え入れるため、職場環境を整えようとするならば、まずはうつ病のことを知って下さい。その上で発せられる言葉なら、重みを持つことでしょう。

 

自分だって、いつ、うつ病になるかわからないものです。
だからこそ、この機会に職場環境を全員で見直してみてはいかがでしょうか。手始めに、上に挙げたような事柄からでも、振り返ってみると良いと思います。

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