うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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医者まかせにしないうつ治療。うつ病から再起した私の実践法則。
   
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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > 回復へのターニングポイント > 私の意識を変えたある医師との出会い

私の意識を変えたある医師との出会い

うつ病と診断されて以来、4軒くらいの病院を転々としたでしょうか、どうしても医師に対してしっくりこなかったんですよね。

 

先にも述べましたが、自分の訴えをきちんと聞いてくれているな、と感じる医師があまりにもいないことに、かえって驚いたくらいです。

 

内科的・外科的な病気であれば、病気になった原因と症状を端的に訴えるだけで、診察としては十分だと思いますが、うつ病は心の病気です。心を扱う以上、事務的に 病状を聞きとるだけでは、全くダメなのです。

 

 

そんな中、私のうつ病についてネットでいろいろと調べていた母が、ある医師のホームページを見つけました。その医師は、巷にはびこる精神医療の体たらくを容赦なく批判し、患者の背景事情も見据えながら診察に取り組み、そして自らの経験と患者の訴えのもとに「シンプルな処方」を心がけてきた方でした。

 

ホームページ上での毒舌ぶりは、患者にとっては全く痛快です。今まで自分が感じてきた医師への違和感が、そこで見事に斬られているのですから。

 

 

その医師は、荒廃する日本の精神医療による被害を最小限に食い止めるべく、電話や掲示板でセカンドオピニオンを積極的に行っていました。しかしセカンドではあるものの、その意見は実に的確かつ納得のいくものであったため、患者はどんどん全国から集まっていったのです。

 

私も、母からその医師の存在を聞き、関心を持ちました。思うように動けない私に代わり、母が問い合わせてくれましたが、医師は直接私と話したいとのこと。電話でその医師と直接話すことになったのです。

 

医師の話は、「うつ病は精神がおかしくなっているのではない」「つまり精神病ではないから抗精神病薬は必要ない」「悪化している抑うつ症状は抗精神病薬に起因する可能性がある」とポイントが絞られており、その上で、デパケンRという薬を提案されました。

 

そしてこのデパケンRが、私の症状を一気に回復させていくことになるのです。

 

 

この医師との衝撃的な出会いは、それまで医師任せだったうつ病治療への関心を高めることになり、病気や薬に対してよく学ぶようになり、「医師の力を借りながら自ら病気を治す」というスタンスを持てるまでになりました。

 

この経験があったからこそ、仕事にも徐々に復帰できるようになり、またこうやってうつ病情報を提供できるまでに回復したのだと思っています。

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