うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > 今、精神医療への注目が高まっている > NHKの特集番組

NHKの特集番組

うつ病が、昨今テレビでも取りあげられてきていますね。NHKの特集番組のテーマになることが多いようですが、その内容について大まかに見ていきましょう。

 

 

今年の2月には、NHKで「うつ病治療 常識が変わる」という番組が放送されました。番組内では、うつ病とはどういうものなのか、最近のうつ病治療法、精神科の医師の誤診問題など、広く取り上げられていました。

 

特に注目したいのは、医師の誤診問題です。患者の訴える症状からのみ病名を判断するしかないのが精神科の医師ですが、その医師の技量には大きな差があり誤診が横行しているという事実、多剤投薬が公然と行われているという事実など、患者にとっては初めて実態を知ってビックリしたと思われた方も多かったことでしょう。

 

うつ病の再発についても、本当は躁鬱病だったのにうつ病だと診断したため、正しい治療が行われず、結局慢性化してしまったというケースも取りあげられています。

 

 

同じくNHKで「抗うつ薬の死角 ~転換迫られるうつ病治療~」という番組もありました。タイトルの通り、抗うつ薬の持つ強い副作用や、誤った投薬による症状悪化などが、実例を交えて紹介されていましたね。

 

ここで取りあげられていたのが、SSRIという抗うつ薬なのですが、事件との絡みで紹介されていたため、不安を強く抱いた方もおられることでしょう。番組内でも少々フォローされていましたが、誤解のないように補足したいと思います。

 

SSRIは、うつ病には非常に効果のある薬です。番組内で言われているような、攻撃性や衝動性は、通常の投薬ではほぼあり得ません。

 

では、何故その危険性が注目されているのか。それは、医師によるSSRIの多量投薬や投薬量の激しい増減、患者の素人判断によるいきなりの断薬、そして何より気をつけなければいけないのが、「躁鬱病」の人に対してのSSRI投薬なんです。躁鬱病の人にSSRIを投薬すると、躁とうつの波が激しくなり、結果として攻撃性や衝動性が強く見られるようになります。

 

 

問題はやはり、そもそも医師自身が「病気と薬の適切な扱い」をこなしきれていないことにあると言っても良いのではないかと思います。

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