うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > 医者任せにしないという選択肢 > 協力者や理解者は近くにいるか?

協力者や理解者は近くにいるか?

うつ病は、自分と医師の関係だけでは、治すことは難しいのではないかと思います。というのも、多くの場合、うつ病の背景には患者が抱える複雑な人間関係があったり、仕事の重責があったりと、医師とは別のところで起きている個人的な問題が発端となっている場合がほとんどだからです。

 

産後うつ病や冬季うつ病などの特定のケースでも同じことが言えます。産後は心も身体もエネルギーを使い果たすほどに大変なものですし、冬季うつ病にしても冬季間は本人にとっては耐え難い苦しみの生活を送ることになるからです。

 

 

協力者や理解者は近くにいるか?そこで欠かせないのが、身近な協力者や理解者の存在です。もうこの存在なくして回復はあり得ない、と言ってしまっても良いと私は思います。

 

例えば私の場合は、現在別居中の夫がうつ病の発端となったのですが、夫と同居していた頃は近くに頼る人もなく、精神的に明らかに憔悴していく私を案じる母とのメールだけが、唯一の心の救いでした。

 

別居してからは、両親と同居になりましたので、私の心中を気遣ってくれる両親が側にいるというだけでも、随分と救われたものです。その後離婚裁判を経験し、抑うつ症状を堪えながら必死に闘ってきたわけですが、それも、理解者であり協力者でもある身内が側にいてこそだったと思っています。それでもなお抑うつ症状は悪化し入院まで経験しましたから、もし両親と同居でなかったらどうなっていたことだろうと思うと、ちょっと怖い気がします。

 

職場にも助けられました。上司がうつ病に理解を示してくれたので、仕事量にも気を配ってくれましたし、休暇も取ることができました。

 

 

せっかく家族と同居していても、会社に理解してくれる上司がいたとしても、自分1人でうつ病を抱え込んでいては、ただただアリ地獄に落ちていくだけです。家族や上司、同僚に限らなくとも良いのです。友人や恋人、地域の民生委員など、信頼のおける相手が誰か1人でもうつ病に理解を示し、惜しむことなく協力してくれる、そんな存在はやはり必要です。

 

孤独がうつ病の一番の敵です。理解してもらえる人、協力してもらえる人がいてこそ心強く、弱った自分を支えてもらいながら、ともにうつ病に立ち向かうことができるんです。

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  1. 「お医者様」が処方する薬を飲んでいれば間違いない?
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  3. 協力者や理解者は近くにいるか?
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