うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > 医者任せにしないという選択肢 > 「うつ病」の正体を知ること

「うつ病」の正体を知ること

うつ病に限らず、どんな病気でも同じことが言えますが、今抱えている病気を克服して社会復帰を目指したいのであれば、まずはご自身でその病気の正体をよく知っておくことです。

 

患者というのはどうしても、病気については専門科である医師に全て委ねれば良いと考えてしまいがちです。私自身だってやはり同じでした。
しかし、自分の心や身体の異変を、いくら専門科だからと言って他人に全て委ねてしまって良いものかと、私は今では違う考えを持っています。

 

 

例えばうつ病の場合、大まかなことはネットで調べればいくらでも情報を得られるので、ある程度の知識をつけることは可能かと思われます。
「うつ病は心の風邪」「ストレスが原因」「脳内物質セロトニンがストレスで減少したため」このようなことくらいはわかるわけです。

 

大事なのは、その次です。「何故?」をつけて、もう少し踏み込んで考えてみて欲しいと思います。

 

「何故、心の風邪と言われているのか」
誰にでも起こり得るという意味からです。

 

「何故、ストレスが原因になったのか」
身の回りで原因となるようなストレスがなかったか考えてみましょう。

 

「脳内物質セロトニン」
そもそもセロトニンとはどんな働きをしている物質だったのか。

 

そして、これらを理解したうえで、「では何故、現処方のような薬が出ているのか」を知ることです。これはちょっと難しいところがあるのですが、まずネットで薬のことをさっと調べただけでは、その薬単体の薬効はわかるのですが、事なる薬の組み合わせによる薬効までは知ることはできません。

 

そこで薬に立つのが、患者同士の情報交換なんです。それぞれ異なる薬の処方を受けて服薬していますから、良くなったとか慢性化しているとか、副作用がどうだったとか、自分自身では知り得ない貴重な情報をどんどん仕入れることができます。

 

 

こうして得た情報は、自分自身がうつ病を乗り越えていく上で、大きな武器となります。医師の処方にも疑問を持つことができます。疑問を持てるということは、改善のきっかけをつかめるということでもあります。

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