うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > うつ病への疑問を解決しよう > 再発率が高いと言われる理由

再発率が高いと言われる理由

うつ病は、実は再発率が高いと言われており、その割合は60~70%にも至るそうです。確率はなり高いですね。

 

何が原因で再発するのか、なのですが、次のような理由が考えられます:

 

【1】勝手に薬を止めた(断薬)
【2】医師の処方通りに薬を飲まなかった
【3】もう大丈夫だと思っていたら、あるきっかけで再発した

 

【1】と【2】については、似たようなものなのですが、自己判断で薬の服用量に大きく変化が出たということになります。それまで薬をちゃんと飲んでいて、一定量の血中濃度が保たれていたのに、それが急に変化すると症状がぶりかえしてしまいます。

 

せっかく風邪を治した人が、無理をしてまた風邪をぶりかえしたようなものです。しかもぶりかえした風邪の方が前回よりタチが悪く、回復にも時間がかかったりしますよね。

 

 

うつ病は、自分では良くなったなと思っても、本当に縁が切れたかどうかを確認する術はありません。ですからかなり調子が良くなったとしても、実は症状が沈静化しているだけで、何かの拍子に突然再発する場合もあるのです。

 

だからこそ、かなり状態が落ち着いてきて回復間近かな?と思った時からが、一番肝心な時期になってくると言えます。回復が見えた頃から更に約半年間ほどは、抗うつ薬を服用しながら様子を見ていきます。こうして慎重に慎重を重ねることで、再発率は大幅に抑えられると言われています。その後、医師との相談のもと、徐々に減薬し、身体から薬を抜いていくという流れになります。

 

 

同時に、環境の方も整えておく必要があります。職場の理解を求め、必要に応じて職務内容を変更してもらうことで、できるだけ負担がかからないようにすることは重要です。また家庭環境も大切です。家族のうつ病に対する理解度を今一度確認し、回復したと言ってもしばらくは患者に無理を強いらないことを教育する必要があります。

 

もともとうつ病の原因になったストレスの発生源はどこだったのか、その部分を解決できればかなり安心できますよね。

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