うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと

うつ病は、熱や咳など症状がわかりやすい風邪とは違って「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病治療経験者の立場から、病気や薬の解説、そして安心して休養生活に入るための考え方まで具体的経験を踏まえて解説していきます。

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うつ病治療者の声 克服のヒントは医者任せにしないこと > うつ病の特徴 > 怠け者のようで辛い

怠け者のようで辛い

うつ病の症状で特徴的なもののひとつに、〝自責の念〟があります。行動力も思考力も弱り思うように動くことのできない自分を責める、ということです。

 

うつ病は〝目に見える病気〟ではないため、周囲の理解を得にくいことがあります。うつ病という病気だから動きたくても動けないのに、それを理解してもらえないどころか「頑張ればできる」とか「ちょっとダラけてるんじゃないか」などと言われることもあり、ひどく落ち込んだりもします。

 

周囲から言われるまでもなく、うつ病患者は十分苦しんでいます。着替えも面倒、風呂も面倒、新聞やニュースにも無関心、ヤル気がでない、でもそんなんじゃいけない。そんなことは自分自身が一番良くわかっていて、だからこそ〝できない自分〟が怠け者のように思えて仕方なくなります。

 

 

怠け者のようで辛い職場で起こるうつ病には、特徴的なものがあるようです。「職場の無理解」がまさにそれに当たるのですが、その偏見は根強く陰湿なものが目立ち、〔落後者・重要な仕事は任せられない・単なるワガママ〕など、うつ病患者を追い込むような現実が未だにあるそうです。これでは、うつ病になった本人は、会社を辞めるか無理して元気を装うか、どちらかを選ぶしかありません。でも会社を辞めれば再就職が難しい、無理して頑張れば悪化を辿るだけ、そんなリスキーな選択肢しか与えられないなんて、本当に今の世の中、精神科系の病気にはまだまだ環境は整いきっていないです。

 

 

「自分は怠け者だからこんなにダラダラしているんじゃないか」というのは、うつ病患者がよく抱く気持ちですが、それは本人のせいではありません。病気によって起こる症状なのです。病気である以上、治癒すれば元通りになれるという事実があることに気付きましょう。

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